お悩みの方は、是非一度ご相談ください。
成人矯正への取り組み
矯正治療に年齢は関係ありません!
矯正治療というと子どもが行うイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?しかし、矯正治療に年齢制限はありません(当院では、67歳の患者さんもいらっしゃいます)。
ただし、歯周病(いわゆる歯槽膿漏)などで歯がグラグラしてしまっている方や、悪い噛み合わせ(咬み合わせ)を何十年も放置している方などは、ごく稀に治療が不可能となってしまう場合もあります。そのため、矯正治療をご検討されている方は早めに治療開始されることをおすすめいたします。近年、機能性はもちろんですが、審美性にこだわる女性やビジネスマンの患者さんに、成人矯正が定着してきています。芸能人でも、おぎやはぎ、ウエンツ、マツコデラックス、指原莉乃など人前に出る仕事でも矯正治療を受ける方が増えています。
矯正治療で横顔がすっきりします
矯正治療で歯並びが整うことによって、横顔がすっきりしてエステティック・ラインに近づけることができます。エステティック・ラインとは、鼻の先端とあごの先端に接する線のことです。東洋人の骨格は、このエステティック・ラインに上下の口唇が接している、またはやや後退している状態が美しいとされているのです。また、前歯を後退させることで、見た目以外にさまざまなメリットが発生します。唇が閉じやすくなることでむし歯や歯周病の防止にもなりますし、舌とのバランスが取れて矯正治療の後戻りも少なくなります。見た目だけでなく、身体の健康にも良い影響を与えると考えられています。例えば、出っ歯の方は大方口を閉じにくそうにしています。身の回りの人々を見てみてください。オトガイ部(下唇の下のあごの部分)に梅干しのような凹凸ができている方を多く見受けます。これは口を閉じるにあたっってそれだけ無理をしているということで、気を抜けばすぐに口を開いてしまい、口が乾燥し、歯周病が悪化する、といった悪循環に陥りやすい状態と言えます。前歯を後退させて口を閉じやすくしてあげることで、歯周病の予防が期待できます。
短期間の矯正治療?
矯正治療を短期間で終わらせたいとお考えの患者さんには、インプラント矯正治療をおすすめいたします。 と、以前は表記しておりましたが、最近当院ではこの考え方に否定的な立場にいます。 インプラント矯正とは、小さな矯正用アンカースクリュー(矯正用インプラント)を歯ぐきに埋入して土台にし、歯を動かすものです。通常3年程かかる症例のものであっても2年程で治すことができ、スピード矯正とも一時期言われていました。 しかしながら、絶対的な固定源と考えられていた矯正用アンカースクリュー(矯正用インプラント)は脱落することがあります。アンカースクリューを打ち込んで初めて治せるといった治療計画を立てたのに、アンカースクリューが何度も抜けてしまう、といった状況に陥ってしまったら、その矯正治療はゴールできないことになってしまいます。 日本矯正歯科学会や日本矯正歯科協会の見解としても、矯正用アンカースクリューが治療期間を短縮するといった科学的根拠はない、というところに現在は落ち着いています。 したがって、当院では、まず矯正用アンカースクリューを用いない(下顎に用いるケースは除く)治療計画を立案するようにしています。
結婚式時に一時的に外します
結婚式を控えている患者さんは、時間が限られていますので目立つ箇所のみを部分的に矯正するのも手かもしれません。しかしながらこれを適用できる患者さんは、基本的に歯を抜かないで問題解決できる患者さんのみです。ご自分が部分矯正が可能かどうかは、まずは初診矯正相談をご利用ください。また、全顎的な矯正をしている患者さんで、結婚式前後のみ装置を外したいという方には、無償で一時撤去させていただいています。もちろんその間は、後戻りのないように後ろ側からの保定をしておりますのでご安心ください。