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矯正歯科で治るのは歯並びだけ?

矯正歯科ブログ

矯正歯科に来院する患者さんのほとんどが、
咬み合わせより、見た目に分かりやすい歯並びを主訴としているように感じます。
患者さんは咬み合わせについて素人なわけですから無理もありません。

さて、矯正医は歯並び・咬み合わせをコントロールして、
顎・口腔系さらには全身の健康増進に努めるという使命をおびていると思われます。

しかしながら、歯並びだけを気にかけて治療にあたる矯正医もいるようです。
素人である患者さんが歯並びを気にしているのだから、
歯並びだけを治せば良い、という考えなのでしょうか。

これでは、矯正医としては失格であるように思えてならないのです。

こんなものを見つけました。
『健康な歯並びとは』といった題名の画像です。

確かに良い歯並びです。
しかし、上下の歯はきちんと咬み合っていません。
歯は1対2で咬む事で、山と谷が緊密に咬み合う事ができるのです。

これでは明らかに不健康ではないでしょうか。

ある補綴科(入れ歯や冠による治療を行う咬み合わせのプロ)の先生がおっしゃっているのを聞いた事があります。
「矯正で治るのは歯並びだけで、咬み合わせはめちゃくちゃになってしまう。矯正歯科などこの世に存在してはいけない。」

上記の不健全な咬み合わせを作り出している矯正医がいる以上、
この補綴科の先生の発言も仕方のないことです。

繰り返しになりますが、
本来の矯正治療は、歯並び・咬み合わせとも改善し、顎・口腔機能の健全化を計るものなのです。


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