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あなたの歯並びはどれですか?

歯や顎の状態で矯正治療の
方法も異なります。
まずはあなたの歯並びの
タイプを知りましょう。

上顎前突
(じょうがくぜんとつ)

上顎前突(じょうがくぜんとつ)上顎前突(じょうがくぜんとつ)「下顎遠心咬合(かがくえんしんこうごう)」ともいわれ、一般的に「出っ歯」と呼ばれる状態です。
骨格的には上顎が成長しすぎている場合や、下顎が成長できていない場合があります。
歯の問題としては、上顎前歯の前方傾斜や、下顎前歯の舌側傾斜の場合などに起こります。
またこれらがくみ合わさった症例も多く見受けられます。
歯科矯正学的に上の前歯が下の前歯よりも3mm以上出ていれば上顎前突と定義でき治療対象になります。8才前後のお子様では、学校保健法により上の前歯が下の前歯より8mm以上出ているものを上顎前突と判断されており、治療対象となります。8mm未満の場合は12才くらいまで待ってからの治療となることが多くなります。

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上顎前突の特徴

  • 前歯が前に出てきて気になる。
  • 前歯で麺類などが噛み切れない。
  • 上の歯が前に出ており、口が閉じにくい。
  • 口が閉じにくい⇒いつも口を開いている⇒口が渇く⇒歯周病のリスクが高くなる
  • アゴが(下顎のオトガイ部)無いように見える(アゴ無し顔貌)。

下顎前突
(かがくぜんとつ)

下顎前突(かがくぜんとつ)下顎前突(かがくぜんとつ)一般的に「受け口」といわれるもので、下顎が上顎よりも前に出ている状態です。
骨格的には、下顎骨が大きい、上顎骨が小さいということが考えられます。
歯的には、下顎前歯が唇側に傾斜している、上顎前歯が舌側傾斜(内側に倒れている)ことがあります。
またはその両方が要因となっていることもあります。
具体的には、上下の前歯が前後逆に噛んでいる「反対咬合」になる場合や、上下の前歯が切縁同士で噛む「切端咬合」になる場合が考えられます。学校保健法での判断基準としては、3本以上の歯が上下反対の咬合になっているものとされます。

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下顎前突の特徴

  • 口を閉じた時に下の歯列が上の歯列よりも前に出ている
  • あごがしゃくれている
  • 咀嚼がしにくい
  • 発音がしづらい

上下顎前突
(じょうげがくぜんとつ)

上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)上顎前突(いわゆる出っ歯)の場合はみなさんご自分で気付かれる場合が多いのですが、上顎前歯のみならず下顎前歯も出っ歯になっている場合はなかなかご自分では気付かれる方が少ないように見受けられます。

上下顎前突とは、上顎と下顎がともに前に突き出ている歯並びのことです。口を閉じた時にも口元が出ているように見えます。歯並びに問題はないけれど口元が気になるという方は、上下顎前突の可能性が高いと言えるでしょう。

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上下顎前突の特徴

  • 口が閉じにくく、少し開いた状態になってしまう
  • 唇を閉じた時、下の顎の部分(オトガイ部)に緊張がある(梅干しのしわのようなものができる)
  • 口が閉じにくい⇒口が乾燥する⇒歯周病のリスクが大きくなる

開咬(かいこう)

開咬(かいこう)開咬(かいこう)奥歯を噛んだ時に前歯が噛み合わず、上下の歯に隙間ができてしまう状態です。
歯科矯正学的には、上下の歯がぶつかっていない状態をいい、治療の対象となります。
学校保健法では、上下の前歯に6mm以上の隙間ができることを基準としていますが、1mmでも隙間があれば治療した方が良いといえるでしょう。

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開咬の特徴

  • 口を閉じた時に隙間ができる
  • 下を前に出す癖がある
  • 発音がしずらい
  • 前歯で麺類など噛み切れない

叢生歯列弓
(そうせいしれつきゅう)

叢生歯列弓(そうせいしれつきゅう)叢生歯列弓(そうせいしれつきゅう)「乱杭歯(らんぐいば)」とも呼ばれる、歯がでこぼこに生えている状態です。
叢生の中には、「八重歯」といわれる、犬歯が並びきれず唇側に飛び出してしまった状態や、「捻転」という、歯が捻れて生えている状態のものもあります。
学校保健法では、歯が4分の1以上重なり合うものが叢生と判断されます。

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叢生の特徴

  • 歯並びがでこぼこしている
  • 食べカスが残りやすい
  • 笑うと犬歯(八重歯)が見える
  • 見た目が不潔に映る

空隙歯列弓
(くうげきしれつきゅう)

空隙歯列弓(くうげきしれつきゅう)空隙歯列弓(くうげきしれつきゅう)一般的に「すきっ歯」と呼ばれる、歯と歯の間にスペースができてしまっている状態で、発音時に息が漏れる感じになることが多く見受けられます。
歯科矯正学的には、隣り合う歯と歯がくっついていなければ空隙歯列弓となり、治療の対象となります。
学校保健法での判断基準として、上の左右中切歯の間に6mm以上の隙間がある状態とされています。

空隙歯列の特徴

  • 隙間があり、よく物が詰まる
  • 発音時に息が抜けた感じになる

過蓋咬合
(かがいこうごう)

過蓋咬合(かがいこうごう)過蓋咬合(かがいこうごう)は下の前歯に対し、上の前歯の噛み合わせが深く、下の歯列が上の歯列に被さって見えない状態のことをいいます。

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過蓋咬合の特徴

  • 噛み合わせた時、前歯が深く沈んで下の歯が上の歯に被っている

交叉咬合
(こうさこうごう)

奥歯が横にズレている噛み合わせのことで、クロスバイト(crossbite)ともいいます。
別の言い方をすれば、奥歯の反対咬合ということになります。一般的には右のみ左のみといった片方だけの奥歯の反対咬合を交叉咬合といいます。左右の奥歯が反対で前歯も反対ならトータルクロスバイトと呼ばれましす。

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切端咬合
(せったんこうごう)

切端咬合(せったんこうごう)上の前歯と下の前歯の先端が真っ直ぐにぶつかっている状態のことをいいます。

切端咬合の特徴

  • 上下の前歯、奥歯の何本かが左右にズレている
  • 上下の前歯の先端同士がぶつかるように噛み合っている

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